札幌駅地下に新登場! 北海道の米麺 comen とお米のパン
2030年度に北海道新幹線が札幌につながるにあたり、札幌駅もほとんどの駅ビルや店舗がクローズしている中、ありがたく営業中のビル「札幌ステラプレイス」に新しいお店がオープンします。そこで、一足先に行ってまいりました!
2022年10月7日(金)オープン
お米の麵の店「comen (コメン)」 札幌ステラプレイス EAST B1F スペース米と麦
こちらは北海道の小麦を使ったパンのお店「ブーランジェリー coron (コロン)」をプロデュースするオフィスキューの新しいお店。オフィスキューといえば大泉洋さんらのチームナックスが所属する事務所としても知られています。
北海道の小麦のパンを、あまり注目されていなかった頃から立ち上げた coron ですが、この comen も北海道の米の麺を使ったヌードルのお店ということで米に徹底的にこだわっています。
なぜお米?とオフィスキューの伊藤社長に尋ねたところ、「最近、お米が余っていると聞いたから」と即答。
北海道でも美味しいお米が全国でも認められるようになったのに、日本人のお米離れが問題になっていると、チームナックスの森崎博之さん(農業タレントとしても活躍中)からも聞いていたそうです。新しい形でお米の魅力を発信してくれるのが、このお店というわけですね。
店内にも稲穂をかざっており、調味料入れは枡など、どこもかしこも米!
さあ、comen のメニューをいただくことにしましょう。私が注文したのは「たっぷり香味野菜と北海道産地鶏の comen」。
ほかにも、「白みそ担々comen」や、
道民のソウルフード、「北海道スープカレー comen」など、
スープや具材は和風からアジアン風まで9種類があり、また野菜たっぷりの混ぜそば風のメニューや、アジアンライスまで、すべて主食は米です。サイドメニューのザンギまで米粉で揚げているそうです。
ここで実食、サイドメニューに卵かけごはんを付けてもらいました。
お米の麺というとベトナムのフォーが有名ですが、フォーよりも真っ白で、食べてみてびっくり。
麺がしこしこして味がうまい!これは日本人がつくる、北海道のおいしい米の麺だと食べて実感。それもそのはず、北海道のトップブランド「ゆめぴりか」を100%使用しているのです。
選んだスープも、おだしがきいていて旨みがさっぱり。レモンと香味野菜で、ほんのりアジアンです。卓上のニンニク風味のたれ、粒こしょう、ラー油などで味変も楽しめますよ。
麺をすっかりいただき、「スープはご飯に混ぜるので残しておいてください」とのアドバイスで、お次は卵かけご飯を実食。
このビジュアル! 卵かけご飯??? 大の卵かけご飯フリークの私でも、こんなのみたことがありません。
いわゆるエアリー卵かけご飯の進化系というのでしょうか。黄身と白身を分け、白身とダシをエスプーマで泡だてて、ごはん⇒黄身⇒白身&ダシ⇒塩昆布 の順にのせたもの。
くずしてみて食べてみると……
だしの味がふんわり広がって、うんまい! 「しょうゆはかけないで、だしの旨みを味わってもらいたかった」とオフィスキューの伊藤社長。
さらにスープに入れて味わうと、いわゆる「ラーメンライス」というよりも、お茶漬けのようにさらさら~……う~ん、だしがうまい!
ラーメンライスはカロリー的にも量的にも食べられない私ですが、これなら罪悪感なくさらっといただけます。
comen のメニューを手がけたのが、この前までブラッスリーcoron でシェフを務めていた塚田宏幸さん。伊藤社長が昔ベトナム店を営んでいたことから、フォーを超える北海道の米麺をつくりたい!卵かけご飯も付けたい!という無理難題(笑)に取り組んできました。
これからはcomenをバックヤードで支える塚田シェフ。北海道の食材に精通しており、だしのうまみや、やさしい味わいといえば塚田シェフの得意とするところ。
とくに「札幌ステラプレイス」という場所は女性客が多いことから、女子が好きな野菜たっぷり、アジアン、などのコンテンツを上手にメニューに取り込んでいます。
まだまだメニューは増えるそうですから、楽しみにしていますよ!
また、店頭にはパンの店「ブーランジェリー coron」もあります。こちらは本店やほかの支店にはないパンが。
お米を使ったパンが揃っているのです! お米を使ったパンドミ、あんぱん、カンパーニュが買えるのはここだけ!
このブーランジェリーcoron もまた、いま朝の連ドラで話題の五島列島で腕をふるっていたパン職人、村山奈津美さんが新たにヘッドシェフとなっているので、これからもお米のパンがいろいろ増えそうで楽しみです。
おみやげには、米粉のあんパンをいただきました。パンが軽やかで、軽くトーストするとサクサクもちっとします。
そしてオフィスキューが今年30周年を迎えたということで記念のお菓子もいただきました。
これは札幌の老舗「坂ビスケット」のコラボ商品なのだそうです。開けてみると……
ミスターにチームナックス、オクラホマ……オフィスキューのタレントさんたちの飛び出す絵本ができました(笑)
オフィスキューの30周年を記念し、立ち上げた新業態の「comen」と米粉パンも販売する「ブーランジェリーcoron」
を合わせた「スペース米と麦」は、ステラプレイスEASTの地下1階にできます。
しばらく札幌駅界隈の話題を集めそうですね。
(編集長)
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