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2022年2月23日 (水)

「北のハイグレード食品2022」グランプリ発表!

北海道生活」読者の皆さんにはおなじみの「北のハイグレード食品」、今年は道内地域から117品の応募があり、全国の食のプロによる厳正なる審査で全17品が「北のハイグレード食品2022」に選ばれました!

2月22日(火)、札幌パークホテルで「北のハイグレード食品2022」発表セレモニーが開催されました。当日は北海道食品産業協議会「第29回北海道加工食品コンクール表彰式」も並行して開催され、北海道の優れた加工品3商品が選ばれています。

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北海道は美味しい!といわれますが、食材が美味しいだけではなく、人の手によって加工され、そのコンセプトやストーリーにも感動させられる素晴らしい「食品」にスポットを当てているのが「北のハイグレード食品」。

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各受賞者の言葉の中でも、印象に残ったのが鹿部町・高田水産の「雪たらこ」

スケソウダラの卵の新鮮な卵を、ていねいに加工した「たらこ」は北海道が誇るべき海産品。過去でも何度か数社の「たらこ」が受賞しています。

今回受賞した「雪たらこ」は、水産会社の社長の奥さんが「着色料を使わない体に安心なものをつくれないか」という思いにこたえ、会社一丸となって取り組んだもの。無着色のたらこは珍しくはないのですが、色があまりよくありません。そこに、着色料を使わないで、天然の素材できれいな紅色を作り出したのです。

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審査の日に見たとき、「え?着色料なし?」と驚いたのですが、その見た目も、味も、ストーリーもすべてがすばらしい「作品」といえるたらこでした。

その次に、審査の際にも話題になったのが「海苔」。今回は寿都町(すっつちょう)吉野商店の「天然 岩のり」と、江差町・ひやま漁協の「江差名産 黒のり」の2商品がが選出されました。

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いずれも伝統的製法を使い、冬から春先までの厳寒期に人の手でていねいに作られた岩海苔なのです。大変貴重で、北海道は海苔もいい!ということを感じさせるものです。

審査員の「Wakiya一笑美茶樓」オーナーシェフ脇屋友詞さんは、「伝統的なものや次世代に残したい、北海道の本物の味」と評価していました。

脇屋シェフが同じ理由で「今の時代なかなかお目にかかれない」と評価したのが、札幌市・丸亀の「蔵造り塩引き鮭」。

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鮮度のいい鮭を手作業で伝統の製法で塩を引いて熟成。食塩以外いっさい使わず、近年はとかく減塩といわれていますが、「このしょっぱさも含めて残すべき」と審査会場でも高い評価を受けていました。

同じ丸亀さんがW受賞したのが「船上活〆時不知のさしみ鮭づけ(醤油味)」

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鮭は通常お刺身では食べられないのですが、丸亀さんでは独自製法で「さしみ鮭」を作り上げ高い評価を受けています。中でも今回受賞したのは、夏に獲れる鮭・時不知(ときしらず)を使ったもの。

鮭と言えば秋ですが、「夏の鮭の美味しさを知ってほしい」と鮮度のいい鮭を湯引き、鮭ぶしを使った自社製の醤油たれに漬け込みました。

セレモニー会場では、なんと、ごはんに受賞した海苔、たらこ、鮭、を一緒にご用意!

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なんという幸せ! あまりの美味しさに、しっかりと完食してしまいました(笑) 北海道はお米もおいしいので、ごはんのおともとしてこんなに最高の組み合わせはありません。おにぎりにしたら、1個どれくらいになるでしょう……。

伝統、の次は、新商品。

北海道の新しい顔として、これから注目を浴びそうなのが、透明のトマトジュース。

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士別市・イナゾーファームの「有機トマトジュース クリア」は、自社でブランド化した有機フルーツミディトマトのエキスを取り出した黄金色の透明なジュース。

無塩、保存料無添加で原材料はトマトのみ。爽やかな甘さが特徴で、ノンアルコールカクテルやお酒と割ってもOK。色がつかないので料理にも使えるという優れモノです。

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昨年はコロナ禍でノンアルコールのドリンクの需要も増えましたが、こんなオシャレなボトルならイタリアンやフレンチとともに味わうのもいいですね。

新商品で驚いたのが、新得町・広内エゾリスの谷チーズ社の「フリーズドライチーズ」

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「北海道生活」でもご紹介した、十勝・新得町の小さなチーズ工房から誕生。ナチュラルチーズの「ラクレット」を熟成させて、フリーズドライ加工した、チーズ100%のみ使用で乳酸菌も生きているというもの。

チーズは冷蔵品と決まっていたのが、常温保存、賞味期限6カ月という画期的なフリーズドライのチーズ。もちろん、チーズがもともと美味しいと評判なので、フリーズドライでも安心の美味しさです。個人的にも、こちらをおみやげに使うようになりました。

新商品、の次は、産地ならではの一品を。

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写真左は、釧路市・釧路海洋フーズ「おさかなクリスピー 甘辛しょうゆ」

右は、旭川市・谷口農場「豆乳仕立てのコーンスープ」です。

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「おさかなクリスピー 甘辛しょうゆ」は、釧路港に揚がったスケソウダラから廃棄されていたハラス(腹の部分)や骨を再活用。一度乾燥させて粉末化し、北海道産の甜菜糖も加えて甘辛い味付けにし、白ごまで香ばしくした一品。たんぱく質やカルシウムを手軽に摂取できます。

SDGsが叫ばれている昨今ですが、環境、再利用、という今の時代に合った新商品といえます。

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「豆乳仕立てのコーンスープ」は、有機肥料の畑で育てたとうもろこしと大豆を、農場併設の加工場でスープに。砂糖を加えずとうもろこしと大豆の旨味を活かし、北海道無塩バターとオホーツクの塩で味をととのえたもの。いわゆるコーンスープとは一線を画しています。

セレモニーでは最後にデザートとしてご紹介されたのがこちら。

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写真左より、帯広市・十勝ミルキー「十勝ジャージーカッサータ」

恵庭市・エストイゾラ(Gelateria Gigi)「放牧認証のイタリアンジェラート」

訓子府町(くんねっぷちょう)・菅野養蜂場「北海道産天然はちみつ 菩提樹」

の3商品です。

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「十勝ジャージーカッサータ」のカッサータとは、イタリアのアイスチーズケーキ。ジャージー種のミルクと飲むヨーグルト、さらにナチュラルチーズと生クリームもすべて北海道産。牛乳、チーズ、ヨーグルトのミルクの風合いと、甘酸っぱいドライフルーツ、香ばしいナッツバランスが秀逸。

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「恵庭産 放牧認証のイタリアンジェラート」は、放牧畜産基準(放牧畜産実践牧場)の認証を受けた「水本牧場」の生乳を使い、イタリアで学んだ技術で生乳の美味しさを十二分に引き出した、まさにハイグレードなジェラート。

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オホーツク・訓子府(くんねっぷ)町でつくられる菩提樹のはちみつは、添加物や保存料など一切不使用の天然もの。菩提樹のはちみつはシナモンに似た芳醇な香りが特徴で、ヨーロッパでは最高級のはちみつとして人気だそうです。

大人の楽しみかたとしては、お酒とおつまみをおしゃれに味わえるものもラインナップ。

北海道のクラフトジン、積丹町・積丹スピリット「火の帆 KIBOU」はアイヌの人々が「森の女神」と呼んだアカエゾマツを基調に、北海道産・積丹町産のボタニカル(素材)を使用。絶滅危惧種も含まれる貴重な森の恵みを活用する取り組みともいえます。

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池田町・十勝ワイン「ジュエルオブトカチ」は「十勝ワイン」の中でも最高級の一本。独自品種「山幸」を手作業でていねいに選別、やさしく攪拌・圧搾して新樽で熟成し、ほぼ無濾過で瓶詰め。新樽によるトースティーなフレーバーと柔らかなタンニン、酸を基調とした果実のフレッシュさとエレガントな味わいが続きます。

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登別市・のぼりべつ酪農館「ピエール・カレ」は、温泉地として有名な登別や室蘭の酪農家のすぐれた生乳から生まれたもの。チーズ職人の三浦学さんがフランスのモンドールを参考に製法を組んだ熟成タイプのチーズです。

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洞爺湖町・たどころ「500時間熟成させたホワイトロースハム」は厳選した北海道産豚ロース肉を使用。じっくり500時間ほど塩漬けし、熟成された肉を時間をかけてスモークしたというこだわりのハム。一本ずつさらしに巻き、スモークの旨みを肉に閉じ込めているので、赤身の旨みと脂身の上品な甘みがたまらない! ハムステーキにおすすめ。

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「トリュフバター」は、俱知安町のフレンチの名店「KAMIMURA」で使われてきた“店外不出”のテーブルバターを、来店できない常連客からの要望で商品化。トリュフ以外の原材料はすべて北海道産で、「よつ葉北海道」の無塩バター、「とかちマッシュ」と「白糠酪恵舎」の硬質チーズ・タンタカを使用しているという贅沢なもの。

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実際に、パンに塗っていただいたのですが、これはもうハイグレードでしょう!と有無をいわさぬ極上品。

以上17品をご紹介してきましたが、北海道ってシンプルに美味しい、としか思っていない人はぜひ、「北のハイグレード食品」をチェックしてくださいね!

「北のハイグレード食品2022」は、3月3日全国発売の「北海道生活」春号にて一挙にご紹介します。

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受賞商品は「北海道どさんこプラザ」札幌店ほか各店でも順次発売されていくそうなので、お楽しみに!

(編集長)

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