« 2021年8月 | トップページ | 2021年10月 »

2021年9月

2021年9月29日 (水)

STV秋の改編記者発表に行ってきた。

改編、というと4月と10月にレギュラー番組やドラマなんかが切り替わるあれですが、STV札幌テレビ放送の方から「改編記者発表に来ませんか」とご案内いただいたので、久しぶりにテレビ局へ行ってきました!

Dsc_7808_20210923155201

あれは10年くらい前、タウン誌「poroco」の編集長だった頃、民放4局の改編発表によく参加していました。その後、STVから番組審議委員にという話をいただき、毎月5年間通っていた懐かしい会議室での記者発表です。

まずは看板番組「どさんこワイド179」が、今年で30周年だそうです。北海道の民放で初めて夕方のワイド番組を始めた先駆者にして、今では4局が夕方ワイドを生放送してしのぎを削る激戦区で視聴率首位の最強番組。

Dsc_0809

左から往年のメンバーである明石英一郎さん、木村洋二さん、そして現在メインMCの村雨美紀さん、福永俊介さん。

木村さんは、とんねるず木梨憲武さんがゲストの時に突然停電になったり、札幌駅リニューアル工事の際に現場中継が大変だったりと、番組創成期の裏話を話してくださいました。

その頃は新人だった福永さん、屈斜路湖にクッシーがいる!と延々と泳がされたエピソードなどを教えてくれました。

明石さんは、30年のテクノロジーの進歩はすごい! 中継(ライブU)、ドローン、双方向性と三つのポイントでわかりやすく伝えてくださいました。

その30年前に生まれたという村雨さんは、長年のアーカイブを見ているうちに「どさんこワイドと同い年です、と軽々いえなくなった」と気をひきしめていくそうです。これからの歴史をつくるのが村雨さんたち、がんばって!

木村アナというと、大泉洋ファンの方にはおなじみの長寿番組でレギュラーをつとめていますが、ラジオでも活躍されています。

STVラジオの改編発表では、「聖ヨウジ学園」という新番組で、今年入社したばかりの油野純帆(あぶらの・すみほ)さんとタッグを組みます。

Dsc_0816

新人アナの油野さんを育成するという目的もあるのかもしれませんが、油野さんのほうが大人に見えました(笑) 富士山のガイドもしていたそうで、体力もバッチリのようです。

そして日曜午後の「しろっぷ」では、アナウンサーの久保朱莉(あかり)さんが参入し、パワーアップするとのこと。沖縄生まれ、大阪育ちということで、札幌のお笑いコンビ・しろっぷの二人との掛け合いも楽しみですね。

Dsc_0817

明るく楽しく進行した改編記者発表、個人的には司会をしていた熊谷明美アナの仕切りが鮮やかで、衣装もかわいかったなあと思いました。

写真撮ればよかったですね(笑) STVラジオの木村洋二さんと組んでいるレギュラー番組「ごきげんようじ」で声が聞けますよ。

Dsc_0811

というわけで、数年ぶりの記者発表でした。帰りにノベルティいただきました♪

(編集長)

北海道生活WEBサイト
http://www.hokkaido-life.net/

オンライン書店 Fujisan.co.jp

https://www.fujisan.co.jp/product/1281682660/new/

北海道生活がランキングに参加→1クリックの応援お願いします 人気ブログランキングへ

| | コメント (0)

2021年9月28日 (火)

本日発売!「北海道生活」最新号は、一組限定の宿。鈴木直道知事インタビューも!

本日、2021年9月28日(火)は、「北海道生活」の発売日です!

※北海道は9月30日発売となります

表紙はこちら!

Vol85cover

巻頭特集は、「北海道、一組限定の宿。」

まだまだコロナ禍が終わらない現在、自宅にいるのも限界になってきた方へ。誰もいない静かな一軒家で、一人で、家族で、パートナーと、ひっそり過ごせる宿だけを集めました!

210728_016-640x427

ぽつんと一軒家、という番組がありますが、まさに、誰にも会わずにのんびりできる宿は究極のソーシャルディスタンスです。

一組限定の宿ってどれだけあるのか調べて取材してみたら……

Map-640x426

なんとMAPに20軒以上もありました。過去に取材した一組限定の宿を含めて、取材しうる限りの北海道の24軒をすべてご紹介。

_mg_8157-640x427

一組と言ってもさまざまで、「一棟貸し」という家をまるごと借りられる、キッチンなど完備のタイプも出てきています。

W_mg_2972-640x426

一棟貸しタイプは、2棟、3棟と敷地内に別々に立っている建物もありますが、その間に行き来はないのでソーシャルディスタンスが保てます。

新築の建物もありますが、中には別荘として建てられたものをリノベーションしたものもあります。別荘を持てなくても、別荘暮らしが満喫できます。

2108240238norheim-640x479

また、今どきのスタイルで「民泊」という形もあります。取材した宿では、庭(というより外)でBBQができ、朝も昼も夜も好きな時に外で食事ができます。

通常のキャンプだと、北海道は夜の冷え込みがおそろしいので、食事を楽しんだらお風呂もベッドも室内でというのが楽でいいですね。

2108090322coteau-427x640

これからの季節はどんどん寒くなりますが、今回の宿はほとんどに「薪ストーブ」が付いています。

薪をくべながらぼーっとする幸せ。中には焚き火だけしたいという人もいるそうです。

_mg_2754-640x427

そしてサウナ付きというのもありました。外の五右衛門風呂に水をひたして、サウナ小屋から水風呂にダイブ。目の前には道東の風景が広がり、「ととのう」至福に包まれそうです。

Dsc_6445-640x479

食事については、キッチン付きの宿は自分で食材を持ち込み自由に調理できたり、「朝食セット」 付きのところは宿が用意するこだわり食材を使っての自由な朝ごはん(昼に起きても朝ごはん!)が楽しめます。

1610170033-640x481

オプションで朝食付きというところもあります。こちらも一組限定で、プロがしっかり作ってくれた朝ごはんがほしい人にはうれしいサービス。

_mg_2931-640x427

またこのご時世のおかげで、テイクアウトやケータリングが充実しているので巣ごもり生活も美味しく過ごせます。

2108240138norheim-640x427

目の前で盛りつけまでしてくれるケータリングサービスもありました。これなら、そのまま宿からレストランへ場所を移さず直行できますね。

0001-640x437
↑各ページには、QRコードが付いているので、気になる宿があったら直接お問い合わせや予約ができるようになっています。

HPがしっかりしているところもあるので、きちんと読むことで、自分に合った宿を選ぶこともできます。

動物好きならオススメなのが、馬のいる宿。北海道で馬と暮らしたい、となんとなく思っている方もそんな生活が実感できますよ。

Dsc_7468

ちなみに、わんこがお出迎えしてくれる宿もありました!かわいい!自宅ではペットが買えないという方も、いやされますね。

Dsc_7457-1

いろんなタイプがあり、いろいろ泊まってみて、自分に合う宿を見つけるのも楽しみになるかもしれません。

詳しくは、巻頭特集「一組限定の宿」をご覧ください。

そして一軒家に自宅を数泊移してみて「北海道へ移住したい!」という実感が出てきたら、合わせて読んでほしい特集が、

ほっかいどう移住定住ハンドブック
“私が暮らすまち” を探す本

です!本というタイトルですが、巻頭特集の次に掲載されています。スペシャルインタビューは北海道知事の鈴木直道さん。

1_20210928100301

こちらのインタビューの裏話は、後日あらためて紹介させていただきます。

秋も深まる季節、そして寒い冬こそ、じっくりと「北海道生活」を読んで気持ちをあたためてくださいね!

【新型コロナウイルス影響による情報の変更について】
本誌の情報につきましては取材・確認の完了後に、変更されている場合もあります。
お出かけの際には事前にご確認ください。 

(編集長)

北海道生活WEBサイト
http://www.hokkaido-life.net/

オンライン書店

●Fujisan
https://www.fujisan.co.jp/product/1281682660/

●Yahoo
https://store.shopping.yahoo.co.jp/enleysha/cbccb3a4c6.html

北海道生活がランキングに参加→1クリックの応援お願いします 人気ブログランキングへ

 

| | コメント (0)

2021年9月27日 (月)

レンガ館のテルツィーナ、最後の夜。

2021年9月26日、サッポロファクトリーのレンガ館にあるレストラン「テルツィーナ」が移転のため最終となります。

「北海道生活」ビール特集でもご紹介しましたが、サッポロファクトリーは1876(明治9)年に日本初のビールを製造した「開拓使麦酒醸造所」の跡にできた商業施設で、1989(平成元)年までビールを生産していた場所。


中でも、つたがびっしりとからまるレンガ館は当時の趣を残す歴史的建造物です。(これから秋になると真っ赤に紅葉するんです!)

Dsc_7811

このレンガ館にはビール特集でご紹介した、札幌開拓使麦酒醸造所や札幌開拓使麦酒・賣捌所、レストラン「ビヤケラー札幌」で歴史を感じる様々なビールが味わえます。

Dsc_7815

平成の始まりから30年以上が経過して、この建物も2年にわたる大掛かりな耐震工事が行なわれるため、いったんこの建物はクローズするのだそうです。そこで、レンガ館のテルツィーナもクローズし、新たな場所で再出発することになりました。

Dsc_7814

1998(平成10)年に藻岩山のほうにあったレストラン「テルツィーナ」は、2004(平成16)年にレンガ館へ移転。その翌年に私は札幌へ移住したので、この場所の「テルツィーナ」しか知りません。

オーナーシェフの堀川秀樹さんは、北海道の食材でイタリアンをつくる「北海道イタリアン」を始められ、今や地産地消が当たり前の札幌のレストランでも先駆者的な存在です。

Dsc_7816

札幌のタウン誌「poroco」編集長になった時から何度も取材でお世話になり、読者のみなさんとのファンイベントでも会場を使わせていただきました。(参加者は全員女子、ドレスコードがピンク!と華やかでしたね~)

そして、今の「北海道生活」編集長になってからも、公私ともに取材や食事で訪れた場所でした。私も堀川シェフの「北海道イタリアン」の大ファンだからです。

Dsc_7819

店内もレンガが活かされた趣のある空間なのですが、一番好きな場所はこちら!

Dsc_7817

丸い窓に五稜星(ごりょうせい)!そう、開拓使のシンボルである星のマーク。サッポロビールで知られていますが、元祖の札幌麦酒醸造所から残っている貴重な窓です。

「北海道生活」でも道庁赤レンガ、時計台、豊平館、清華亭、開拓の村など札幌各地の歴史的建造物に残っている五稜星を訪ねてみたことがあったので、五稜星を見つけると「あった!」とうれしくなるのです。

Horizon_0002_burst20210922170225265

そして食事を待つ間に眺められる厨房の右にはピザ窯があるのですが、移転先にはピザ窯が置けないそうで、ここで味わえるピッツアは「テルツィ―ナ」最後になるんです!これは必ず食べなければ、と一枚注文。

Dsc_7823

選んだのはトマト「ナツノコマ」のピッツアですが、お世話になっているソムリエの宇野さんが「自家製サルシッチャとズッキーニのピッツアとハーフ&ハーフにできますよ!」と言ってくださったので、お言葉に甘えました。

ナツノコマは堀川さんに教えてもらった調理用のトマト。そのまま食べるものでなく、熱を通したとたん劇的に旨みと甘みが引き出されるので、私にとっても堀川さんといえばナツノコマと反応してしまう食材です。

サックリ焼きあがったピッツア、ナツノコマのほか、旬のズッキーニやトウモロコシもみずみずしく、サルシッチャがしっかり支えてくれる最高の一枚でした。

Dsc_7825

堀川シェフには北海道の食材、生産者を教えていただき、美味しいイタリアンをつくっていただき感謝です! 移転先でもますます美味しい料理を、楽しみにしています。

Dsc_7826

移転先はこちらとなります。

【新店舗】
2021年11月1日(月) OPEN
Terzina (テルツィーナ)
札幌市中央区南1条西6丁目1-4 第27桂和ビル2F
TEL.011-221-3314
http://www.terzina1998.com

※当面、定休日はないそうです

Dsc_7827

そして、サッポロファクトリーのレンガ館ともしばらくお別れ。

日本のビールの歴史はここから始まった、という貴重な建物。耐震工事が終わったら、美味しいビールを飲みにまた訪れたいと思います。

2年後にはどんなお店が入っているか、楽しみですね!

(編集長)

北海道生活WEBサイト
http://www.hokkaido-life.net/

オンライン書店 Fujisan.co.jp
https://www.fujisan.co.jp/product/1281682660/new/

北海道生活がランキングに参加→1クリックの応援お願いします 人気ブログランキングへ

| | コメント (0)

2021年9月20日 (月)

さよならオークラ札幌~最後のランチと名作フレンチトースト

前回のブログのつづきです。

いよいよ本日、2021年9月20日にホテルオークラ札幌が閉館となります。

Dsc_7701_20210919135501

そこで、レストランコンチネンタルで最後のランチをしてきました!

レストランコンチネンタルは、公式HPによると「創業以来、脈々と受け継がれてきた“オークラフレンチ”の味わいをベースに、イタリアをはじめヨーロッパ各国の美食が集うレストラン」とあります。

さらに、毎月の北海道各地の食材フェアがあり、北海道の“オークラフレンチ”が味わえるのは、まさに札幌のこのレストランだけでした。

これまで取材でずっとお世話になってきた、生方総料理長がご挨拶に見えられました。ありがとうございます!

Horizon_0002_burst20210917113836085

これまでオークラ札幌の美食を支えてきて、北海道の食材を磨き上げられてきた生方さん。

いったん東京へ行き、ホテルオークラ東京がラグジュアリーホテル「The Okura Tokyo」にリニューアルされた際のレストランの立ち上げにかかわられたそうですが、今年の4月、このホテルオークラ札幌のラストランのために戻ってきてくださいました。

再び札幌に来ていただいて、たくさんの道産食材と向き合い、コロナ禍のなか本当に、おつかれさまでした!

心より感謝して、最後のランチをいただきます。

ランチコースは「コンチネンタルランチ」のほか、品数おさえた「オークラランチ」もあり、これまでずっとコンチネンタルを頼んでいた私は「とある計画」のためにオークラランチにしました。その訳は後にするとして……

レストランコンチネンタル

オークラランチ~帯広-広尾 南十勝夢街道から~

アミューズに、シェリー酒をきかせたコンソメゼリーをいただきました♪ 

上のクリームには柚子がきいていて、ふわんといい香りが鼻をくすぐります。

Dsc_7709

・十勝の海と大地の恵みスープ(広尾前浜産鮭・鱈、帯広産とかちマッシュ、十勝産椎茸・じゃがいも使用)

Dsc_7712

十勝というと農業のイメージがつよいですが、海にも面しているので魚介も豊富です。

広尾町(ひろおちょう)の前浜で獲れたサケやタラなどの魚介をだしにしたトマトスープに、とかちマッシュや十勝産のシイタケやジャガイモなど畑の恵みもミックスされた、さっぱりしたコクのあるスープでした。

・広尾前浜産鮭と中札内村産ラクレットチーズのグラタン 帯広産とかちマッシュと共に

Dsc_7713

Dsc_7715

こちらも広尾町で獲れたサケに、中札内村(なかさつないむら)のラクレットチーズのグラタンをたっぷりのせた一皿。とかちマッシュ、トマトソースがしっかりしていて、ライスでも合いそう!ですが、がまんしました。これも「とある計画」のためです。

中札内といえば、「北海道生活」牛特集でお世話になった「十勝野フロマージュ」ですね。中札内村の酪農家さんのチーズを使ったカレーを帯広の直営店カフェで取材させてもらいました。美味しかったな~。

・デザート ラズベリーのシャーベットとパンナコッタ、クッキー

Dsc_7729

ホテルオークラ札幌といえば、パティシエの澤田さんが繰り出すスイーツやパンがアイディア満載で、いつもすごいなあと感心させられていました。

閉館が近いこともあり、パティスリーの前にお客さんがひっきりなしにいらっしゃって買えなかったんですが、またどこかで澤田さんのスイーツにめぐりあえたらと思います。

さて、「とある計画」とは……実は私、ランチをもう1人前注文しておりました(笑)

【1日5食限定】フレンチトースト ランチセット

Dsc_7723

ホテルオークラ札幌のフレンチトーストが絶品。というのは有名な話で、以前はラウンジで1日3食限定で出されていたのが、コンチネンタルでパワーアップしたランチメニューになっていました!

焼きたてのフレンチトーストに、「7種のコンディメント」が並んでいます。左から、

クリームチーズソース/バター/はちみつ/メープルシロップ/りんごのコンフィチュール/ホイップクリーム/バニラアイスクリーム

Dsc_7725

手前はクリームチーズとバターでしょっぱいバージョン、奥はバニラアイスとりんごのコンフィチュールで甘いバージョンにしてみました。

最後のフレンチトースト……おお……しっとりしていてふんわりしていて、筆舌に尽くしがたいとはこのことです。

このフレンチトーストをどうしても食べたくて、胃に隙間をつくっていたのですが、これでおなかはパンパンになりました。

そして、食後にはこれまでお世話になったホテルオークラ札幌のみなさんにご挨拶させていただきました。

一流のホテルというのは、お部屋、お食事、サービスといいますが、こちらのみなさんは一人一人がプロフェッショナルで細やかな心づかいとあたたかさをもった方々でした。「ホテルは、やっぱり人だな」と思わせてくれるのが、このホテルオークラ札幌でした。

Dsc_1494

またオークラといえば、札幌のウインタースポーツのメッカである大倉山ジャンプ競技場。

このジャンプ場もホテルも、大倉喜八郎さんの大倉財閥からできています。大河ドラマでおなじみの渋沢栄一さんとともに活躍した実業家です。1972年の札幌冬季オリンピックもここで行なわれました。

いつかまた、ホテルオークラ札幌が新しい場所で装いも新たに誕生するという話も聞いていますが、できたら2030年、北海道新幹線が札幌につながる年に、札幌に冬季オリンピックが来たら……。

そのときにホテルオークラ札幌があったらいいな、と想像をふくらませてしまう私でした。

ホテルオークラ札幌のみなさん、おつかれさまでした!そして、本当にありがとうございました!

(編集長)

北海道生活WEBサイト
http://www.hokkaido-life.net/

オンライン書店 Fujisan.co.jp

https://www.fujisan.co.jp/product/1281682660/new/

北海道生活がランキングに参加→1クリックの応援お願いします 人気ブログランキングへ

| | コメント (0)

2021年9月13日 (月)

さよならオークラ札幌~桃花林ディナー

 2021年9月20日、ホテルオークラ札幌が閉館となります。

このホテルオークラでは毎月レストランなど飲食店で北海道の地方の食材を特集したフェアを開催していました。

北海道の食材はすごい!とわかってはいるものの、毎月登場する食材の種類、そして様々な素材を見事に美食にアレンジするプロの腕には、毎回とても感心させられていました。このフェアが私にとっても、北海道の食材の勉強(というより楽しく知る)という機会になっていたのです。

閉館が決まってからは、なるべく月に2回、洋食の「レストランコンチネンタル」と中華の「桃花林」を食べくらべるようにしましたが、コロナ禍でなかかなか思うように動けないことも多く……それも、いよいよ今月で最後となります。

9月は最初に食材フェアが始まった原点でもある「南十勝フェア」。そこで、「桃花林」で最後のディナーを味わってきました。

中国料理「桃花林」 ~ディナー「広東美食紀行」

・前菜の四種盛り合わせ

Dsc_7686

ゼリー寄せ、サーモン、ふきなどが、美しい花とともに盛りつけられています。

中国料理のフルコースで前菜から工夫が凝らしてあると、本当にていねいに考えられているなと期待が持てますし、桃花林ではずっとそういう思いで味わってきました。

・ふかひれの煮込み 幕別町忠類産ゆり根添え

Dsc_7687

ディナーと言えば豪華にフカひれの煮込み! うつわも伝統あるオークラという感じで、思わず気が引き締まりました。

ゆり根は幕別町の忠類(ちゅうるい)産だそうです。十勝では美味しいゆり根が多く作られていますね。本州にいた頃は高級食材で茶わん蒸しにひとかけら、というイメージだったので、北海道に移住してからはホイル焼きにしたりたくさん食べる機会が増えました。

・釜焼き北京ダック

Dsc_7688

こちらも桃花林の名物。お店の方が切って取り分けて……という動きを、記念に撮影したい!という気持ちを押さえて、他の席でゆったりと静かに食事を楽しんでいるお客様の邪魔にならないよう、ひっそりとできあがった北京ダックを撮りました。

・広尾前浜産エゾバイツブと青菜の炒め

Dsc_7689

広尾町の前浜で獲れたエゾバイツブと、青菜、そして大好物のアスパラも付いてました♪

このシャキシャキの塩味の炒めは、桃花林の料理の大好きなところ。あっさりしているのに、食材の旨みがぐんと伝わる広東料理のいいところを、特に北海道の食材にこだわっているので最大限に引き出してもらっていると思います。

以前、アラカルトでお店に行ったときに、いろんな炒め物を数種類頼んだなあと思い出しました。

・帯広産豊西牛ヒレ肉の煎り焼き フルーツソース 十勝産原木しいたけと幕別町産インカのめざめを添えて

Dsc_7690

「豊西牛」は、このオークラのフェアで知った黒毛和牛。生産者さんがいらっしゃったこともありました。

「インカのめざめ」と原木しいたけとマイタケが、この和牛にぴったりと合います。意外だったのは甘酸っぱいフルーツソースをまとわせたところ。お肉料理まで来るとおなかがいっぱいになってくるのですが、ヒレ肉ということもあり、ぺろりとたいらげてしまいました。

北海道産マツカワガレイと雲南ハムの蒸し物

Center_0002_burst20210910192935980

北海道の高級なお魚のひとつ、マツカワカレイがふわふわ~と蒸してあり、雲南ハムや野菜を細かく刻んでのせてあるのが味と食感のアクセントに。お肉の後でもしっかり食べられました。

・海老ワンタン入りつゆそば

Dsc_7691

こちらもあっさりした、広東料理の名店ならではの〆の一杯。

桃花林は点心も美味しいので、ワンタンメンという〆はとてもうれしかったです。

中華というと、がっつり、しっかりというイメージですが、このお店で食べる広東料理はあっさり、旨みぎっしり、最後には大満足になる優しい味が大好きでした。

札幌ではここまで本格的な広東料理はなかなか他では味わえないので、喜びとともにさみしさがこみあげてきました。

・帯広産ジャージー牛乳をつかった杏仁豆腐 更別すももサイダーと共に 十勝産紫花豆入り一口月餅 フルーツ

Dsc_7692

名物の杏仁豆腐は、なんと帯広のジャージー牛乳(前のフェアでも登場しました)と、更別村のサイダーを使ったもの。

徹底的に最後まで十勝産にこだわり、最後まで予断を許しません(笑)

そろそろ中秋の名月の季節、ということで、一口サイズの月餅も。ここにも十勝産の紫花豆が入っています。

食材王国ともいうべき十勝地方の、さらに帯広から広尾までの南十勝に限定したという食材のフェア。

こういった食材の発掘から磨き上げまで、中国料理の奥深さを堪能させていただいた「桃花林」に毎回脱帽しておりました。

お店は閉店してしまいますが、これまで関わられた料理人や生産者のみなさんの記憶がある限り、またどこかで美味しい「北海道中華」を味わえますよう祈っております。

ごちそうさまでした!そして、ありがとうございました!

ホテルオークラ札幌 9月

帯広~広尾 南十勝夢街道フェア

期間:2021年9月1日(水)~20日(月・祝)※予約満席

場所:ホテルオークラ札幌 (レストラン コンチネンタル、中国料理 桃花林、ラウンジプレシャス、バーオークラ)

※詳しくは、ホテルオークラ札幌のHPをご覧ください。

(編集長)

北海道生活WEBサイト
http://www.hokkaido-life.net/

オンライン書店 Fujisan.co.jp
https://www.fujisan.co.jp/product/1281682660/new/

北海道生活がランキングに参加→1クリックの応援お願いします 人気ブログランキングへ

| | コメント (0)

« 2021年8月 | トップページ | 2021年10月 »