「大泉洋物産展」海藻バターを食してみた
先日、2月22日(土)に日本テレビ系列で放送された「大泉物産展への道」(制作は札幌テレビ放送)はご覧になりましたか?
大泉洋さんが百貨店のバイヤーとともに、北海道の知られざる食材を発掘するバラエティ番組。
中でも「北海道 海藻入り 発酵バター」いわゆる北海道の海藻バターは、昨年11月に発売した「北海道生活」でも紹介させていただいておりました。
北海道出身でフランス在住のシェフ・TAKUさんと、北海道で高品質のバターをつくり続ける職人・山中宣太郎さんとの出会いから、6年もかけて試作を繰り返したという海藻バター。その物語は、バックナンバーでぜひ読んでみてください。
実は試作している段階でTAKUさんが持ってきたものを、私も味わってみたことがありまして、完成した海藻バターを口にしたときの衝撃は忘れられません。
バターが美味しいのはもちろん、海藻の磯の香りと旨みがぐーーーんと広がり、「とにかく美味しい」という言葉以外見つからない。すべて北海道産の原料で手間ひまかかっているため、取材時に「価格が高くなってしまうというけど大丈夫だろうか」と言われ、「全然大丈夫です!」と即答したほど。
北海道 海藻入り 発酵バター 100g/2,500円(税別)
※札幌「TAKU円山」で食事した方は割引あり
これは記事には掲載していないのですが、シェフとバター職人をつなげたのは札幌のパン店「boulangerie coron」シェフ・高崎さん。撮影時には、このお店で評判の、道産小麦のバゲットにのせました。
自宅でもカンパーニュをカリッとトーストしてのせてみたのですが、それはもう、夢心地のよう。パンの香ばしさと、海藻の香りが相乗効果を生み、最初は遠慮気味にのせたんですが「こりゃもうたまらん!」と追いバターしてしまいました!
お正月に実家で食べたもらったところ、「美味しい、美味しい」と家族にも大評判だったのですが、ふいに妹が焼いたもちにのせるという暴挙を!
焼き海苔に、もち、そして、海藻バター!!!!!
焼いた海苔と海藻バターの間に、焼いたもちが一体となって……妹が悶絶して倒れました。それを真似した家族も次々と……これは事件です(笑)。海藻バター、おそるべし。
そしてとうとう、最後の切り札を使ってしまいました。
取材時にシェフが一番おすすめと言っていた、北海道ではおなじみの「バター醤油ごはん」。
ほかほかごはんに、海藻バターをのせ、そこへ卵黄……あああ。
一口目で気を失いそうになり、あとは夢中でかきこみました。
なので、この美味しさの表現をうまく書き表すことができません。
用意したのは北海道産米「おぼろづき」と、こだわりの養鶏場の平飼い卵だったのですが、濃厚な卵黄と海藻バターがまるで一般庶民には最高級ワインとフォラグラ(なんて、たいしてよくわかってないけど想像で)みたいな、ものすごいパンチ力がありました。
卵は安いものの方が、海藻バターの主役感が増すと思います。
この北海道が誇る最高級の海藻バター、大泉さんの番組では、バターパイにしてデパートの催事で販売したとか。私も当日のお客さんになりたかった!
そのうち、全国の北海道展でお目見えするかもしれませんね♪
(編集長)http://twitter.com/yukikoyagi/
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