十勝フード&ワインフェスティバル
2019年6月25日、十勝晴れの空の下、帯広市「北海道ホテル」にて、
北海道十勝フード&ワインフェスティパル2019
が行なわれました。ホテルで人気の緑あふれるガーデンで、いよいよ開幕!
このイベントは、北海道がハワイ州と姉妹提携を結んだ2017年、ハワイで行なわれているイベントをヒントに北海道の食の宝庫・十勝でもやろう!と始まったもので、今年で3回目を迎えます。
毎回道内外、そしてハワイからトップシェフと十勝の生産者たちが集結します。
初回からおなじみなのが、北海道出身の中華の鉄人・脇屋友詞シェフ。
「十勝ハーブ牛」のピリ辛ソース、フカひれとカニのチャイナラビオリをスープ仕立てにし、「折笠農場」のじゃがいもを「夢想農園」のパクチーでポテトサラダに。
初参加で話題になったのは、十勝・大樹町(たいきちょう)でロケット事業に取り組む堀江貴文さんの特製和牛つけ麺。東京で和牛のお店を手がけていることから料理人としての顔を覗かせていました。
十勝を代表する肉といえば、豊頃町(とよころちょう)の「エレゾ社」。代表の佐々木章太さんが東京でオープンしたレストラン「ELEZO」も評判で、代表的なエゾシカのシャルキュトリーをベルギー大使館のシェフとコラボした一皿や、東京「リストランテ・イ・ルンガ」による放牧豚のロースト+村上牧場の豆がふるまわれます。
合わせるワインは北海道を代表するものばかり。
珍しいものでは、十勝・芽室町(めむろちょう)のワインも出されていました。
本誌でもたびたび紹介させていただいている「十勝ヒルズ」のハンガリー人シェフ、モルドヴァン・ビクトルさん。
ハンガリーの「食べる国宝」といわれるマンガリッツァ豚を園内で育成し、今では「十勝ロイヤルマンガリッツァ豚」というブランド名で発信。
肩ロースのソテーと折笠さんのじゃがいもをスモークしたピューレを添え、濃厚な旨みに満ちた一皿となっていました!
札幌からも料理人や料理関係者の方々が多数来場。「○鮨(まるずし)」の川崎純之亮さんによるボタン海老とトキシラズの握りは、行列が絶えないほどの人気。
中でも、新しくスタートした稲荷寿司専門店「備(sonau)」の稲荷寿司も登場!
このようにご贈答やお土産に喜ばれそうな美しい包装の小ぶりのおいなりさん。
札幌でもまだ拝見していなかったので、これは必食!と手が伸びてしまいました。
ここでご紹介したのはほんの一部で、ほかにも十勝の食材を使った多種多様な料理が、ハワイや道内外の料理人や帯農(帯広農業高校)の生徒さんなどによって提供されており、食べきれないほどの種類がありました。
ドラマ「なつぞら」でも沸く十勝ですが、たくさんの食材がとれて食料自給率が1,000%以上という驚異的な食材王国でありながら、食のクオリティや食の未来についても意識の高い地域。
このイベントのほか、トークセッションやバスツアーなどが行なわれ、その意識の高さと十勝の魅力が大いに発信されていました。
みなさんもぜひ実際に訪れて、ジャガイモが美味しい!とうもろこしが甘い!だけじゃない、その先にある十勝の大きな魅力にふれてみてくださいね!
(編集長)http://twitter.com/yukikoyagi/
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