アルケッチァーノ奥田シェフの美食を木古内町で満喫!
山形「アルケッチァーノ」奥田シェフがプロデュースしたレストラン「どうなんde's」に、やっと、やっと行くことができました~!
北海道新幹線の玄関口、木古内(きこない)駅すぐ目の前の、道の駅「みそぎの郷きこない」に併設されたレストラン。オープン前に取材するも、オープン後は大変な人出で入店するきっかけを逃し、一度も味わったことがなかったのです。
ディナーを注文。まず出てきたのは、タワー型の陶器のうつわに、なぜかシシャモがのってる……
これ、取材時には見てないですよ??
「はい……私たちもオープン直前にいきなり届いて、奥田シェフが『だいじょうぶ、僕も初めて見るから~(笑)』って。シェフの発注したオリジナルのうつわなのです」とレストランの方。
まずは落ち着いて、シシャモを前方のグリルで焼きつつ、筒状のものを開けるとヒラメのカルパッチョが。
なるほど、焼けるあいだに、カルパッチョをつまむのですね。
今夜のおともは、道南が誇る「野楽蔵」さんのワイン~♪ 道南の白身魚にぴったりなマリアージュです。
さてカルパッチョを食べ終えてお皿をはずすと、こんどはホタテが。
あぶったホタテは、その下の皿にあるブロッコリと一緒にいただきます。
そう、これは、奥田シェフの「口内調理」というやつですね。奥田シェフがいなくても、彼が計算した味わいが、口の中で再現されるというものです。
本誌でもご紹介しましたが、地元でがんばる飯田シェフと、このため移住してきたフレンチのベテラン小泉シェフが、このレストランの料理を支えているのです。
……あ、やっとシシャモが焼けました。
下のお皿には、白菜がありました。生の冷たい白菜と、焼きたてのシシャモが口の中で……おおおおお。(文章を書く人間の表現としては何ですが(笑)
さあ、最後のお皿には、白身魚がこんにちわ。
これもグリルでしっかり炙ると、シェフ特製のソースがまとわれて……立派な一皿になりました。
この謎のタワーの正体がようやくわかったところで、ここまででコースと思いきや、まだメインになっていなかったと知ってびっくり!
お次は、幻の和牛ともいわれる木古内町産「はこだて和牛」をグリルで炙って、クレソンと特製ソースで……口の中で、くううううーッ(これまた表現としてはすみません)
そして、今が旬の越冬キャベツのパスタでシメました。
おおっと、デザートを撮り忘れていた。奥田シェフはイタリアでジェラートもつくっていた経験から、特製ジェラートが選べるのです。フルコースで最後のデザートを撮り忘れるのはよくあることで、その理由は酔っぱらっているからです(笑)
地元のスタッフの皆さん、アルケッチァーノからやってきたソムリエさんやスーシェフ、次々とごあいさつしながら、道産ワインの美味しいのを次々に開けてしまい、すっかり酩酊。とても楽しい夜でした。
道南の海の幸や山の幸をふんだんに使った、クリスマスに年末年始、記念日、だけでなく、日ごろのちょっとしたご褒美にも手ごろなメニューが揃うレストラン。
本州の方はぜひ、北海道新幹線で木古内駅に降りて、北海道の方は函館から新幹線か道南いさりび鉄道でのんびりと木古内で、この他にはないフルコースを味わってみてください
レストラン どうなんde's ~Ocuda Spirits~
北海道上磯郡木古内町字本町338-14
HP: http://kikonai.jp/restaurant/
↓お店の詳細はバックナンバーVol.52にバッチリ出ています!
(編集長)http://twitter.com/yukikoyagi/
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