蕎麦疲れを蕎麦で癒した日々…… 2
川湯温泉街のすぐ近くにある「摩周そば道楽」さんは、80過ぎたおじいちゃんとおばあちゃんが営む、とっても温かい雰囲気の店。
>こちらがメニュー表。
息子さんが栽培する「キタワセソバ」と「北の摩周」をブレンドした、自家製粉の手打ちの蕎麦ですがこの安さ!そしてこの全6品という潔いメニュー表に萌えでした。
農地の一角にあり、蕎麦の花の時期は、窓の外に白い蕎麦の花が広がるそうです。
「活木庵」さんの釜ゆで蕎麦も、またぜひ食べに行きたい。
>通年提供の釜ゆで蕎麦。
あついお湯の中に入ってくるから、蕎麦は極太。そしてうどんのような強いコシがあります。
ご主人は石臼の目立てから研究している勉強熱心の人で、木工も得意だから道具も全部手作り。ご本人も粗い感じの穀物の風味感じる系の蕎麦を追及しているそうで、この麺にもとても強い風味が出ています。それを卵黄を溶いて混ぜたそばつゆにつけて食べるんですが、この野趣ある麺が卵のまろやかさと口の中で混ざりあって何ともいえない美味しさ~。
でも紋別なんです!遠い~
道内では超・有名店の、昭和35年創業、日高門別の「いずみ食堂」さんも今回・取材に行きましたが、やっぱり美味しかったです~。
撮影後、カメラマンさんと分け合ってお蕎麦を頂くことになり、社長さんが開店当時使っていた貴重なうつわを貸してくれました。
ちょっと、私の取り方が微妙だったので伸びてるように見えますが、本当にやさし~い味。ちぢれた柔らかい麺にぴったりのおつゆが絡んで、心まで癒される味。
いわゆる蕎麦通のための蕎麦ではないです。でも理屈抜きに美味しくって、超人気店なことも納得でした~
お蕎麦には好みがありますから、誰もがみんな美味しいと思う蕎麦はないと思います。
お蕎麦屋さんもそこをわかっていながら、自分の理想や蕎麦道を追求したり、お客さんのためにいろいろと工夫をしたり・・・・。店を維持するためにはそのあたりのバランスも難しいのだということがよくわかりました。そんな蕎麦店の想いや個性を感じてみるのも、蕎麦めぐりの醍醐味かもしれません。
私も今回取材した店、していない店と、行きたい蕎麦屋さんが増えて困っています。
(kana)
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