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2015年4月21日 (火)

世界料理学会in函館1日目

2015年4月20日、函館市芸術ホールにて「世界料理学会in函館」1日目が始まりました。

北海道生活」でも何度か紹介したことがありましたが、今回で5回目を迎えるこのイベント、函館の料理人たちが起こした大きなムーブメントであり、日本中・世界中から名だたる料理人たちが函館に集まって行なわれる「学会」であり、ひとくくりにするにはもったいないほどの濃い内容です。

宇都宮「オトワレストラン」音羽和紀シェフは、厨房のダ・ヴィンチと呼ばれたアラン・シャベルに師事、「料理人にはインテリジェンスがないといけない」など料理人としての姿勢をも学びました。

後に日本で初めて、有名なピエール・ガニェールを呼ぶなど、フランスと日本をつなぐ様々なイベントを行なうようになりました。

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作家の玉村豊男さんは、現在、長野県でワイナリーを営んでいらっしゃいます。北海道でもワインづくりを目指す人が少しずつ増えていますが、長野でも40代以上の方々が新たに小さなワイナリーを始めているそうです。

小さなブドウ農家(ヴィンヤード)ができてきて、醸造家・施設があれば、大掛かりな予算がなくても始められる、というのはまさに空知がモデルケースになっていると思いました。


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美食で名高いスペインのレストラン「エル・ブジ」にいたシェフ、オリオール・カストロ・フォルンの発表は、料理学会の王道的な内容。

「エル・ブジ」閉店後、オリオールさんが仲間とオープンした二つのレストランの紹介、そして彼らが生み出した斬新な料理が5品紹介されました。

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あとは写真がうまく撮れていなかったので、文章での紹介で失礼いたしますm(_ _)m

北海道からは、「モリエール」中道博シェフ、「ミヤヴィ」横須賀雅明シェフ、「バルコ」塚田宏幸シェフと、生産者として「ソガイ農園」ソガイハルミツさんによるトークショーがありました。

横須賀シェフはウィンザーホテル洞爺「ミシェル・ブラス」につとめたきっかけで、北海道にそのまま移住して自身のお店を札幌にオープン。

中道シェフは、そのミシェル・ブラスのスペシャリテ「ガルグイユ」を味わったとき、「畑の野菜そのものが美味しい」と感動したそうです。この料理、私も以前ブログで紹介しましたが、洞爺湖でも味わうことが出来るんですよ。

もう学会の常連的存在の「日本料理 龍吟」山本征治さんは、さすがに凝った映像と楽しい中に説得力のあるトークで魅せます。毎回すごいなーと感心するのですが、山本さんは前にスペインの料理学会で、忙しいシェフたちが映像や発表にも力を入れていることに驚き、徹底した映像を制作するようになったそうです。

そして、夜の部は料理人たちによるパーティ。

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今回は、前のブログでも紹介した「マグ女」のみなさんが乾杯の挨拶で盛り上げました。

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毎回、たくさんの人たちが殺到してなかなか味わえなかったピンチョス(スペインで言う一口サイズの料理、おつまみ)も、今回からは一人ずつ順番にいただけるように。

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最後は、この学会をしかけた「バスク」深谷宏治シェフ、斎藤壽さん、「こなひき小屋」木村幹雄さんの乾杯で締めくくりました。

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元々料理雑誌の編集長として名高く、いまは美瑛で料理人を育てている齋藤壽さんは、この学会の5回の歴史をふりかえり、みんなが集まり、その人と人とのコミュニケーションで化学変化が起きたといいます。

先ほどのミシェル・ブラスが「ガルグイユ」によって野菜の料理の概念を変え、エル・ブジによって調理器具が発達し、料理が大きく変わってきた、その歴史を見てきた齋藤さん。

函館でも、まさに料理の歴史、料理人の意識が変わる様子が見えてきています。

全5回の学会もみてきている私ですが、毎回行くたびに、前回よりもパワーアップしているこの学会には、頭が下がります。2日目は函館国際ホテルに場所をうつします。

(つづく)

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