ミシェル・ブラス来日!洞爺湖で感動のフルコース
ガルグイユー! とうとう出会えたひと皿。
このメニュー名を聞いてわかる方もいると思いますが、フランスでミシュラン三ツ星を誇る「ミシェル・ブラス」のスペシャリテなんです。
その、ミシェル・ブラスさんご本人が来日、日本で唯一の支店、北海道・洞爺湖を見下ろす「ザ・ウィンザーホテル洞爺」内の「ミシェル・ブラス・トーヤ・ジャポン」で来日特別フェアを開催されるというので、行ってきました。
ウェイティングルームから見る洞爺湖の眺め、そして、アペリティフ……
実は、急に大雪に見舞われて、バスが坂道をあがっている途中、ホテルの目の前で一瞬止まってしまったのです。無事にあがることはできたのですが、少々遅刻。
それでも、実はミシェル・ブラスさんにはこんなエピソードがあったそうです。このレストランを開く際に、打ち合わせの方が雪道で脱輪して5時間遅刻をしてしまい、たまたま駆け込んだ先が常連客の方。ようやく連れてきてもらって、その話をきいたミシェル・ブラスさんは、怒るどころか笑って、話がスムーズに進んだのだとか。お人柄と、雪道のご縁に、なんだかうれしくなりました♪
置いてあるカトラリーにも、最後まで使ってくださいね、という意味のメモが置かれていて、「おもてなし」の心を感じました。
お皿はもちろん、置いてあるバターにまで、ミシェル・ブラスのレリーフが使われています。
ちなみに、後ろの紙のようなもの。パンなんです。北欧を旅していたミシェル・ブラスさんがアレンジしたものなのだとか。そのあとから始まるフルコースにも、ご本人の好奇心や発見が生かされた独創的なものを感じました。
フルコースのテーマは、「Hokkaido」。
アミューズは栗のスープ。
現在では“クラシック”:若野菜で仕上げたガルグイユー;発芽豆&ハーブ、サンショオイルのレドプール
こちらが、名物ガルグイユー。上からとろーりとレドプールをかけていただきます。
……口の中が、シアワセいっぱいに広がりました……
室蘭産:ローブドトマトのクルートをしたホタテ貝; ルタバガのピューレ; エミュルションブラックオリーブ,高菜の茎&葉
伊達の島林夫妻の畑より: プッチーニというカボチャの中に,ホッキ貝のポワレ&ドライフルーツ,ピスタチオオイル,シントコのクリーム&パンフリット
日高より:ゆっくり&時間をかけて火を通した豚肉; ノワゼットの香りをつけたバターナッツ(かぼちゃ)のムースリンヌ,味噌で風味をつけた豚のジュ
デザートの前に、北海道産とフランス産のチーズがワゴンでたくさん運ばれてきたんですが、食べきれず、ひとつだけ選びました。
ミシェル・ブラスさんの故郷であり、ご本人のレストランがある、ライオール村のチーズ。
デザートです。
81年オリジナルクーランの解釈をもとに; カシスの流れる暖かいビスキュイクーラン,ショコラノワールエベヌ72%のアイスクリーム
その後ろにある、かわいらしいソフトクリームみたいなものは、
いろいろな食感で; キャラメリゼしたブリックのコーンの中に; グリュエドカカオ&シナガワハギの花のアイスクリーム,私たちの庭で採れたミントの香り
手前のデザート、見た目よりも、実際に食べてびっくり、スプーンで割った時に中からあふれでた驚きの美味といったら……。
最後まで、驚きと、しあわせと、食事の楽しさがあふれたコースでした。
そして、ミシェル・ブラスさんご本人が登場! 一緒に記念写真を撮らせていただき、「北海道の食材で感動したものは何ですか?」と聞いてみました。
「野菜です」と即答。北海道の野菜が素晴らしいと言ってもらえて感激でした。
メニューには自筆のサインまでいただけて、もったいないくらいにありがたかったです。
「ミシェル・ブラス来日特別フェア」は、今月24日まで開催しています。
http://www.windsor-hotels.co.jp/ja/restaurant/michel-bras/
「2014年 ミシェル・ブラス来日特別フェア」
2014年11月15日(土)~24日(月・祝) ※11月19日(水)定休
(編集長)http://twitter.com/yukikoyagi/
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