一日限り!料理人の屋台めし
札幌の三吉神社にて、先日のイベント「料理人の休日レストラン」第二部ともなる、毎年人気の「料理人の屋台めし」が開催されました。
これは、札幌のレストランのシェフや生産者さんにとっての休みを返上して、500円で料理をふるまうというイベントです。
このイベントに関わる生産者さんの手間をかけた食材を使い、利益は東北沖地震の被害復興に寄付されるため、まさに気持ちひとつで行われているのです。
1日3交代でお店が入れ替わり、初めはこちら。 (メニュー名は正式なものではありません)
イタリアン「オステリアジリオ」大森シェフの揚げたいももちミートソース、日本料理「浪花亭」の和風ピクニック弁当。
今年惜しまれつつ閉店したイタリアン「ズッカ」佐藤シェフのカボチャのニョッキ、えりも「高橋ファーム」のえりも短角牛ハンバーグ。
次の回は、バスク料理「チョコ」按田シェフのバスク風ソーセージのクレープ巻きに、イタリアン「クロッキオ」児島シェフの焼きそばならぬ鉄板ナポリタン。洋食ならぬイタリア料理シェフのナポリタンです。
このイベントの中心的な生産者さん「山の会」によるパンとワインのつまみ。
おせんべいと惣菜のお店「かま田」のキノコたっぷりせんべい汁。
3回目はランチ営業が終わったベテランシェフが登場。 フレンチ「ル・ジャンティオム」大川シェフの鴨のコンフィ。
フレンチ「ラ・サンテ」高橋シェフの羊のお好み焼き。
イタリアン「カプリカプリ」塚本シェフのエゾシカのラグー。
イタリアン「リストランテ・テルツィーナ」小川シェフのハンバーガー。
「チョコ」按田シェフが元働いていた「ル・ジャンティオム」大川シェフを手伝っているなど、シェフたちのつながりも見ていてうれしいものがありました。
「ラ・サンテ」高橋シェフがお好み焼きなら、そこで働いていた「クロッキオ」児島シェフが鉄板ナポリタンというつながりも。
生産者さんの特設マルシェも出店。
せたな町「シゼントトモニイキルコト」のミニトマトも量り売り。料理の箸休めにつまんでも美味しかった~。
とんがりキャベツ! 珍しい野菜も出ていて、料理の仕方など直接教えてもらえるのも魅力です。
別の場所ではプロに教えてもらう料理教室もあったのですが、体がひとつなので行けず残念でしたー。
それでも、チーズ「村上牧場レプレラ」のモッツァレラ実演もあり、これも学びのひとつかもしれません。
テロワールミュージシャン中田雅史ライブなど、音楽でも盛り上がったひととき。
シェフの心意気、生産者さんの思い、協力するスタッフたちの熱意、それぞれの思いやりが伝わるあたたかいイベント。
みなさん毎年まじめに考えて改善するため、内容は毎回変わり、一度きりのチャンスといえます。 何よりその高い意識と実行力に頭が下がります。
今年も2週に渡って素晴らしいイベントをありがとうございました~
このようなシェフのイベント、活躍ぶり、そして店舗情報は、「北海道生活」40号をご覧くださいね!
(編集長)http://twitter.com/yukikoyagi/
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