今年は2週連続!「料理人の休日レストラン」
シェフと生産者のみなさんが手作りで行うイベント、「料理人の休日レストラン」。
今年3月の「北海道生活」札幌・函館グルメ革命特集でも紹介させていただきましたが、今年は9月28日(日)と10月5日(日)の2週連続という構成になりました。
1週目の今回【料理人の休日レストラン 食べ学び】は、札幌の光塩調理製菓専門学校のホールにて。
今回は座学、といっても、シェフによる美味しい料理つきなんです。
震災を機につながったという仙台「アルフィオーレ」の目黒シェフは、「アイヌの食文化」という講演にちなんで、アイヌでは“神の魚”と呼ばれる鮭を使った独創的な料理。 コップを開けると……香り、味わい、楽しい料理でした。
「BARCOM Sapporo」の塚田シェフは、「オハウ」というアイヌの郷土料理をエゾシカ・コゴミ・ラワンブキで表現。
アイヌの食文化から精神性まで広がった講演は、アイヌが食料をあますことなく使うということ、食料や自然など周りのすべてに感謝すること、などさまざまなことを教えてくれました。
料理にあわせて、グラスワインも販売。こちらも贅沢なラインナップ。
この前リリースされたばかりの、岩見沢「ナカザワ・ヴィンヤード」の「クリサワブラン」。
余市「ドメーヌタカヒコ」の「ヨイチルージュ」。
野菜の流通についての講義では、「葡萄酒倉庫」太田シェフによる野菜の蒸し煮料理がふるまわれました。
美しい見た目もさることながら、一つ一つの食材がそれぞれ違った調理法になっているという、手の込んだ一皿でした。野菜の流通についての講義はいろいろと消費者の立場から考えさせらるものでしたが、美味しい野菜をゆっくりかみしめて、いいワインをじっくり味わって聞くと、自然と一言一言が入ってきました。
シェフたちの心意気で行われるこのイベント、次回は10月5日、「料理人の屋台めし」と題して、札幌の三吉神社にてワンコインメニューがふるまわれます。入場自由。
↓※昨年の様子は「北海道生活」をご覧ください
今回は特に、シェフによる料理教室も開催。「BARCOM Sapporo」の塚田シェフや、青ちゃんこと青山靖則さんが、鍋くらいしか使わないと思われがちな白菜や、料理するのが面倒と思われがちな豆類などを、美味しく様々な料理に教えてくれるそうですよ。
10/5「使い切り料理教室」は事前申し込みを。詳しくはこちらまで↓
ふだんは厨房にいるシェフと交流できる、またとないチャンスです。ぜひ、足を運んでくださいね。
(編集長)http://twitter.com/yukikoyagi/
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