美食の旅・アルケッチャーノinトマム
一躍有名店になった山形のイタリアン「アルケッチャーノ」が、期間限定でトマムのホテルにオープンしていたので、行ってきました!
JRでトマム駅へ……車窓には、すでに缶ビールの列……
駅から送迎バスであっというまに着きました!「星野リゾート・トマム」の象徴・ツインタワー。
部屋からは、ナイターのゲレンデが! 「すごい!」と女子一同、テンションが上がりました。寝室は小上がりのおふとん、というのもうれしいですね。
さて、いよいよ、期間限定「アルケッチャーノinトマム」があるガレリアへ。
今回は同じくアルケッチャーノに行きたい!という有志のみなさんの集まりで、私も初めてお会いする方々もいたのですが、ラッキーだったのは道産ワインに造詣が深い阿部さおりさんがいらっしゃって、道産ワインをもちこんでのコラボを実現。
まずは、「藤野ワイン」の無濾過スパークリングで乾杯!
こちらが今日のメニュー、12品目ほど並びますが……
奥田シェフが「メニューはほとんど無視してくださ~い!」と即興で仕上げたメニューが続々登場。
たとえば、瀬棚でとれた新鮮なボタンエビ。
「殻だけむいてください、まだ食べないで……」と言われるままに向いている間、手元のサワークリームに「月浦ワイン」ミュラートゥルガーをそそぐ奥田シェフ。
こちら、ゲストのみなさんの中で、阿部さんがもってきた月浦ワインと、漁師さんがもってきたボタンエビから、奥田シェフが即興で考えたメニューだったんです。
新鮮なボタンエビを、白ワインをそそいだクリームに付けて味わい、同じ白ワインをキュッと流し込むと、一同「おおおお~!」と感動してしまいました。
そして、余った殻はリゾットに♪ たまりません!
お次は、「おたるワイン」ケルナーに合わせて、タコとチョリソーの油とマッシュポテトで。
奥田シェフは、持ち込まれたワインや、生産者のみなさんの食材をそれぞれ味わってみて、パパパパッとその瞬間の最高の美味しさを考えつくのです。
次々と出てくる料理も、塩づかいの達人でありながらしょっぱさが感じられず、素材そのものの引き立て方が見事で、品数の多さの割にちょっとずつ出てきて、これなら年配の方でも食べられそう。
(全部写真を撮ったつもりですが、ほとんどピンボケで……)
↓こちら、「美深町のめん羊とジャガイモのロースト」なんですが、北海道の地図に似てませんか?!
最後にドルチェとコーヒーでおなかいっぱいになったところへ、これでもかと最後に出てきたのは、ケーキのワゴン!
別腹部隊があっという間に集まりました。す、すごい食欲……
最後は、奥田シェフと撮影会&入口で売っていた本や食品の即売会状態。
奥田シェフは有名人でありながら全く気取りがなく、自然体で、とってもあたたか~な雰囲気の方。
一緒にいたメンバーのみなさんも、漁師さん、八百屋さん、お肉のスペシャリスト、ワインのスペシャリストと、いろんな方々で、なんだか即興のオーケストラのよう。
こういう、シェフやスタッフの方々の笑顔、一緒に食事を味わう人たちのキャラクターもまた、食事を美味しくさせてくれる極上のスパイスだなと実感しました。
1万円のフルコース+JR+ホテル代をかけてでも、行く価値のあった最高のディナーでした!
(編集長)http://twitter.com/yukikoyagi/
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