北海道・秋の味覚
本州にいたころは、8月の初めに「立秋」なんて言われても、「残暑お見舞い」と言われてもピンとこないほど8月は夏真っ盛りなんですが、北海道はお盆が過ぎると急に秋になってしまいます。
日中はどれだけ暑くても、夜には冷えを感じるようになり、お店で「サンマの刺身」が出るようになると、秋に気付きます。
サンマの走りの時期は脂がまだのっていないので、刺身や寿司に合います。そのうち脂がのりだすと塩焼きに、または漁師さんの食べ方として一味唐辛子と醤油やポン酢で食べるというのも聞きました。
安いイメージのあるサンマですが、最近はブランドさんまもどんどん出てきて、味も格別です。
札幌の居酒屋さんでも出始めていますが、 今の時期は走りですし、まだたくさん獲れていないようなので、安くてどかどか食べるといった感じではありません。
根室の「花咲ガニ」も、昨年の「北海道生活」で紹介しましたが、今が旬です!
花咲ガニと内子(カニの卵巣部分)、そしてモモを組み合わせた旬のトマトサラダ。
そういえば、モモも花咲ガニも、札幌のイタリアンやビストロのメニューにお目見えしていますね~。
花咲ガニはタラバガニにくらべると濃厚で、カニも脂がのっているんだ!ということを気づかされます。東京から根室は直行便もありますので、ぜひオススメします。
野菜の旬はトウモロコシやトマトがちょうど美味しい時期だし、これからはジャガイモやカボチャ、玉ねぎといった秋の野菜もどんどん出てきます。名前だけだとごくふつうの野菜ですが、北海道産の美味しさは格段にちがいます!
北海道の秋もまた、収穫を祝う行事であちこちにぎわいます。来週からはワイナリーの祭りも始まります。北海道のワイナリーの話は、また次回……
(編集長)http://twitter.com/yukikoyagi/
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