映画「チョコレートドーナツ」
こんにちは編集KKです
前売り券を買って、とってもとっても楽しみにしていた映画を見ることができました!
「チョコレートドーナツ」という映画です。
5月17日にシアターキノ22周年記念作品として公開されたこの作品。
世界中の映画祭で数々の賞を受賞し、東京では満席、立ち見が出るほどだったそう。
同性愛者というだけで逮捕されるほど偏見が強かった1970年代のアメリカで、ゲイのカップルが育児放棄されたダウン症の少年・マルコを育てるという実話をもとにしたストーリーです。
前売り券を買っていたので、上映時間ギリギリにつくと、「既に満席なので、補助席での鑑賞で宜しいですか?」とのことで驚きました!
絶対に涙が止まらないはず…と予想し、アイメイクなしで見に行ったのは大正解でした
劇場内に響き渡るすすり泣きの声!
私はティッシュ1パック使い切るほどに…、そしてこれを書いている今も思い出して涙が…
なぜここまでこの映画に期待していたか、そしてそこまで泣けたかというと、私は以前、マルコと同じダウン症をはじめとする知的障がい児と関わる仕事をしていたのです。
障がいへの偏見が少なく、サポートが充実している海外では、ダウン症の子が生まれると「ラッキー」という見方をされることが多いようです。
なぜなら、ダウン症の子は陽気で優しく、ユーモアのある性格に育つため、家の中が明るくなるといわれています。
なので、「神様の贈り物」「天使」といわれることもあります。
実際に私は彼らに、毎日毎日心の底から、おなかの底から笑う幸せと、心の真ん中から人を「好き」「いとおしい」と思える幸せを教えてもらいました。
咳やくしゃみをすると「だいじょうぶ?」と声をかけてくれる子、暑い夏の日一緒に遊んでいて汗をかいた私の汗を自分の手で拭ってくれる子、泣いている友達のそばに寄り添い慰めてあげる子、自分よりもハンディが重い友達を自然にサポートできる子…
そんな純粋な優しさもたくさんたくさん教えてくれました。
マルコの姿は、私の大切な彼らの姿、そして親代わりの二人の姿はかつての自分の姿と重なり、涙が止まりませんでした。
映画好きな私ですが、こんなに心の底から一人でも多くの方に見てほしいと思った作品はありません!
ぜひ、この週末にでもご覧ください
ちなみに私も2回目を見に行く予定です
…と涙をぼろぼろ流し、鼻をグスグスかみながらこのブログを書いていたので不審なKKでした(笑)
(編集KK)
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