パリ星付レストランのランチコース
現在発売中の「poroco」3月号information&newsにのっているのですが、パリの二ツ星レストラン「パッサージュ53」オーナーシェフ佐藤伸一さんのコースが、宮の森「ル・ミュゼ」で味わえると聞いて、行ってまいりました
ミシュラン二ツ星を獲ることだけでも、パリではすごい栄誉なことなのだそうですが、日本人のオーナーシェフで、本場パリで二ツ星を獲っているのは佐藤さん一人だけ。
本来なら予約して、パリまで行かないと味わえない佐藤さんの料理が味わえるなんて! 「ル・ミュゼ」でお世話になったというオーナーシェフ石井誠さんとのご縁からなんです。
まず席に着くと、真っ白なメニュー。なにも書いてありません。
料理には名前がありません。フランスから持ってきた食材、そして北海道の食材、そして佐藤さんのひらめきと繊細な技術で料理がつくられるからです。たのしみです。
まずは、ころんとかわいいコロッケ。
北海道産のゆりね、下には空豆、そしてフランスのトリュフとこがしバター。口にした瞬間、ふわんと春の香り。
厚岸のカキには、フランスのリンゴ「グラニースミス」とジュレを合わせて。リンゴとカキの組み合わせ、意外でした。
フランスから一足早い春を、と言った感じで、フランス産のアスパラと、北海道産のインカのめざめ。泡のムース。夢中で食べていたら「……あ!」写真とりわすれてました。ちいさーく途中の写真、ごめんなさい……
そして、佐藤さんの代表作といわれているのが「アシェッド・ブランシュ」。こちらはメニュー名がありました。真っ白いお皿で白で表現した料理。サクッとさわやかな香りとほろ苦いカリフラワー、タラバガニ。どのお料理も、五感に響くものばかりです。
フランスのハーブがたっぷりのった下には、函館のソイ、苫小牧のホッキが。ピンク色のつぶつぶはシトロンキャビアという柑橘類で、口の中ではじけます。
メインは十勝彩美牛、キクイモ。キクイモはフランス語で、ローストしたのとピューレとスライスで語尾がが変化するんだそうです。
最後はデザートが3種類も。さわやかなレモンのパルフェ、バナナが入ったマドレーヌ、ガトーショコラ、と、こちらも繊細な味わいに、最後まで大満足でいただくことができました。
そのあとで、佐藤シェフには忙しいさなかにインタビューもお願いしました。
まだまだ雪がいっぱいの札幌で、一足先に、フランスから春の香りをいただきました。
今ごろはパリに戻って自分の店で腕をふるっているころですね、どうもありがとうございました。
(編集長)http://twitter.com/yukikoyagi/
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